e-Taxシステムでは、法人税の別表の新様式に対応する際に、対応が追いつかない別表があるケースが往々にしてあります。
全力法人税では、このような未対応の別表がある場合で、それらの帳票が出力対象となった場合に、電子申告用の本ファイル(「全力法人税申告書類.xtx」)とは別に未対応書類のイメージデータを含んだ「添付書類送付書.xtx」という名称のファイルと未対応別表のPDFファイルを同時に出力します。
未対応の別表がある場合は、これらの別表は、本ファイルとは別にイメージファイルとしてe-Taxシステムで電子申告する必要があります。
ここでは、これらの未対応のファイルをe-Taxソフトでどのように電子送信するかをご説明します。
未対応の別表ファイルは、ご利用になるe-Taxソフトによって次のように異なります。
e-Taxソフト(ダウンロード版) | e-Taxソフト(Web版) |
---|---|
添付書類送付書.xtx | PDFファイル |
ご利用になるe-Taxソフトに応じて下記解説をご参照ください。
1 e-Taxソフト(ダウンロード版)を利用する場合
e-taxソフトのダウンロード版を利用する場合は、申告書類一式が格納された本ファイルである「全力法人税申告書類.xtx」と未対応のイメージファイルが格納された「添付書類送付書.xtx」を使用します。
以下の手順で進めます。
【STEP1】e-Taxソフトに組み込む
windowsPCで「e-Taxソフト」を起動させ、全力法人税から出力された本ファイルである「全力法人税申告書類.xtx」と未対応のイメージファイルである「添付書類送付書.xtx」の両方のファイルをそれぞれe-Taxソフト(ダウンロード版)に一つずつ組み込みます。
e-Taxソフトに組み込む方法は、次のマニュアルを参照してください。
「全力法人税申告書類.xtx」と「添付書類送付書.xtx」の両方の組み込みが済んだ後、PDFファイルを確認するためには、e-taxソフトのメニュー「作成」>「申告・申請等」画面で、組み込んだファイルを選択して、ダブルクリックまたは「帳票一覧」ボタンを押します。
「帳票一覧」画面で「添付書類送付書」の方を選択して、ダブルクリックまたは「帳票編集」ボタンを押します。
「添付書類(PDF)の表示」ボタンを押すと、添付のPDFファイルの内容を確認できます。
【STEP2】本ファイルに添付ファイルを紐づける
組み込んだ「全力法人税申告書類.xtx」と「添付書類送付書.xtx」の2つのファイルについて署名を済ませた後、本ファイルに添付ファイルを紐付けます。
メニュー「送信可能一覧へ」>「送信」画面で、画面下部の「単独送信不可申告・申請等一覧」の中で対象のファイルを選択し、「紐付け」ボタンを押す。
紐付けするファイルを選択し、「OK」ボタンを押すと紐付けが完了します。
【STEP3】本ファイルと添付書類を同時に送信する
「送信可能一覧」画面上部の「送信可能申告・申請等一覧」から申告対象の本ファイルを選択し、「送信」ボタンを押して完了です。
2 e-Taxソフト(Web版)を利用する場合
e-taxソフトのダウンロード版を利用する場合は、全力法人税から出力された申告書類一式が格納された本ファイルである「全力法人税申告書類.xtx」とe-Tax未対応のPDFファイルを使用します。
こちらは国税庁のよくある質問ページに詳しく説明がありますので、こちらを参照し、本ファイルにPDFファイルを添付して送信してください。
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