クラウド会計ソフト「全力会計(β版)」をリリースしております。
全力会計は、現在少しずつ機能を追加し、令和6年9月にFull verをリリースする予定です。
1 クラウド会計ソフト「全力会計(β版)」のご利用料金
1-1 全力会計の無料期間について
- フルバージョンリリース時に全力会計を利用している場合は、リリース日
- 上記以外の方は、全力会計ご利用開始日※
※全力会計の「事業所管理」画面で基本情報を保存した日。
1-2 全力会計のご利用料金について
全力会計のご利用料金は以下のとおりです。
- クラウド会計業界の中で圧倒的最安値
- 2019年1月以降1度も値上げをしていない
年払いは可能とする予定ですが、割引を適用する予定は現状ございません。
2 クラウド会計ソフト「全力会計(β版)」の機能
2-1 現在の全力会計(β版)の機能
現在利用できる機能は以下のとおりです。
- 仕訳日記帳
- 勘定科目設定・税区分設定
- 決算期切り替え
- 取引先管理・取引ラベル機能
- 金融機関連携(仕訳登録可能)
- 推移表
- チャート分析
- 振替伝票・仕訳辞書
- 消費税集計表・科目別税区分集計表
- 総勘定元帳(補助元帳)
2-2 直近のリリース予定の機能
今後直近でリリースされる予定の機能は次のとおりです。
- 残高試算表
- タグ管理
- 各帳票のPDF出力
その他、簿記を知らない方向けの入力支援機能をリリース予定です。
3 全力会計(β版)で現状できること
全力会計の現在の機能でも、法人で必要な経理のかなりの部分を効率的にこなすことができます。
全力会計の現在の機能でできることは、主に次の2つです。
- 日々の仕訳登録→決算書作成(金融機関連携+AI勘定科目推測)
- 全力法人税にインポートした仕訳データや勘定科目データの編集が可能に
3-1 日々の仕訳登録から決算書作成まで
全力会計では、仕訳帳を手入力で入力できるのはもちろん、クラウド会計の便利機能である金融機関連携をして、その明細データを元に仕訳を登録することもできます。
これにより、日々の仕訳登録を効率的に行いながら、決算書まで作成することできます。
3-1-1 金融機関連携から仕訳登録までの機能紹介
金融機関連携機能について説明します。
❶ 金融機関連携
全力会計は、Account Trackerというサービスを使って金融機関のデータを取得します。
金融機関との連携及び連携先の金融機関の明細データの取得は以下のように行われます。
Account Trackerにアクセスし、ご利用の金融機関等と連携し、取引明細を取得する。
全力会計の「金融機関連携」画面で「①金融機関と連携+データ取得」をクリック
Account Trackerの「+新規登録」ボタンを押して、連携したい金融機関を選択し、連携を実施。
連携した金融機関の取引明細を取得する
Account Trackerで取得したデータを全力会計へ取り込む。
Account Trackerで連携した金融機関から明細を取得したら、続いて「全力会計」に取り込みます。
❶「金融機関連携」画面で「②連携データ一括取り込み」ボタンを押すと、全力会計に金融機関から取得した明細を取り込みます。
❷ 各金融機関の「登録」ボタンに仕訳帳に登録されていないデータ数が表示されます。
「登録」ボタンを押すと取り込んだ金融機関の明細を元に仕訳に登録できる画面に遷移します。
Account Trackerで自社の利用している金融機関と連携できるのは、対応している金融機関等の明細をオンラインで閲覧できる場合に限ります。
その閲覧する際のログイン情報をAccount Trackerに入力することでその取引明細等を取得します。
したがって、対象の銀行口座を持っていたとしても、取引明細をインターネットで見れるように手続きを行なっていない場合は、取引明細を取得することはできません。
対応している金融機関等は次のリンクからご確認ください。
❷ 金融機関の明細データから仕訳登録
「金融機関連携」画面で「登録」ボタンを押すと、その金融金明細を元に仕訳帳に登録できる画面に遷移します。
AI(人工知能)による勘定科目と税区分の推測
「仕訳登録」画面では、金融機関の明細データを表示する際に、取引に合致する勘定科目と税区分をAI(人工知能)が推測して「勘定科目」欄と「税区分」欄に表示します。
金融機関明細データから仕訳帳へ登録
明細データの「取引内容」欄を見て、どの「勘定科目」にするか、「取引先」、「税区分」と必要なデータ選択を行い、「登録」ボタンを押します。
仕訳帳に仕訳として登録されます。
❸ 金融機関の明細データの取得はそれ自体で電子帳簿保存法に対応
❷ 検索機能を備える
- 銀行口座やクレジットカートの明細やAmazon等のECサイトの領収書をダウンロードする必要がない。(※インボイスが必要な場合はダウンロードする必要あり)
- 全力電子帳簿などの電子帳簿保存法対応の電子データ一括管理ソフトでは、保存データの容量によって課金される場合があるが、そのサイトへアップロードするファイルが減るので、そのストレージを減らすことができる。
詳しくは次の記事をご覧ください。
全力会計で、取引明細データを閲覧する方法は次のとおりです。
① 「金融機関連携」画面で確認したい金融機関等の「確認」ボタンをクリック
3-1-2 決算書作成までの過程で注意を要する項目
決算書作成までの過程で通常の会計ソフトでは必要となる以下の機能について注意事項があります。
- 帳簿のPDF出力機能
- 決算書出力は全力法人税で
帳簿のPDF出力機能
仕訳日記帳及び推移表の出力ができない状況です。
Full verリリースまでに追加されますのでご安心ください。
決算書出力は全力法人税で
「全力会計」画面上では決算書出力はできませんが、全力法人税のメニュー「申告書」>「決算書」画面で決算書を閲覧可能です。
ただし、PDF出力するには、全力法人税の有料版である必要があります。
(参考)全力法人税の料金システムについて
3-2 全力法人税にインポートした仕訳データや勘定科目データの編集が可能
それぞれの機能について説明します。
3-2-1 インポートした仕訳帳データの編集
全力法人税では、これまでインポートした仕訳帳データを編集することができませんでした。
全力会計と全力法人税は連動していますので、インポート後に仕訳データに変更があった場合、インポートをやり直すことなく、全力会計でインポートした仕訳帳データを編集することができるようになりました。
3-2-2 インポートした勘定科目データの編集
全力法人税では、これまでインポートした勘定科目データの編集は、限られたことしかできませんでした。
全力会計では、全力法人税にインポートした勘定科目の名称や分類、表示順等を変更することができますので、決算書の表示をカスタマイズすることが可能になりました。
4 全力会計へのアクセス
全力会計は、全力法人税をご利用の場合で、会計データを利用して申告書を作成している場合に※、次の2箇所からご利用いただけます。
- メニュー「インポート」>「残高試算表」画面の「残高試算表を 全力会計 で編集」ボタンから
- メニュー「設定」>「全力会計」
4-1 「残高試算表」画面から全力会計アクセス
※会計データを利用して申告するとは、メニュー「基本情報登録」>「申告書作成方法選択」画面で、「①弥生会計・MFクラウド会計・freee・会計王・その他会計ソフトのデータを取り込む」を選択している場合を指します。
4-2 「設定」メニューから全力会計へアクセス
全力会計は、全力法人税メニュー「設定」>「全力会計」からアクセスできます。
5 その他の全力会計の機能紹介
5-1 全力会計オリジナルのラベル機能
「ラベル(取引ラベル)」は、仕訳を登録する際の便利機能です。
この機能による主なメリットは、次のとおりです。
- 仕訳登録が最高4倍早くなる
- 勘定科目を調べるのは一回きり
- 仕訳帳の意味がわかるようになる
- 税区分の変更漏れがなくなる
- ラベルで損益分析
詳しくはこちらをご覧ください。
5-2 チャート分析
以下はラベルをつけた項目の費用レポートの例です。
自分好みにカスタマイズしたラベルをふって仕訳登録することで、勘定科目を使わずとも直感的な費用分析が可能となっています。
レポート分析機能について詳しい解説はこちらをご覧ください。
全力会計のみを全力法人税のアカウントとは違うアカウントでお試ししたいなど、全力会計を単独で使用してみたいという場合は、次のページからアカウントを作成できます。(もちろん全力法人税との連携も可能です。)
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