１ 仕訳辞書管理画面でできること
全力会計メニュー「管理」＞「帳簿管理」＞「仕訳辞書管理」画面
仕訳辞書管理画面では、次のことを行うことができます。
・登録した仕訳辞書の内容を確認する
・登録した仕訳辞書の内容を修正する
・登録した仕訳辞書を削除する
２ 仕訳辞書とは
仕訳を登録することができます。
登録された仕訳は、仕訳を入力する際に呼び出すことができるので、仕訳入力の手間を減らすことができます。
例えば次のような仕訳を登録しておくと、便利です。
【登録例①】複雑な仕訳のうち、よく使う仕訳を登録
何行にも渡る複雑な仕訳のうち、よく使用する仕訳を登録しておけば、仕訳入力の際に、調べ直したり、思い出す手間なく、仕訳辞書で呼び出して金額等を修正するだけで済みます。
代表的な例では、給与の支払いが挙げられます。
【登録例②】毎月定額を支出する仕訳を登録
毎月定額を支出する仕訳は、一度登録しておけば、仕訳入力の際に、仕訳辞書で呼び出すだけで、入力が済んでしまいます。
代表的な例では、役員報酬の定額給与は、毎月定額な上、天引く所得税や社会保険があるので、複数仕訳となります。このケースでは、金額を修正する必要もなく、数クリックで複数行の仕訳登録があっという間に完了します。
このように、一度仕訳辞書に登録しておけば、登録された名称を選択するだけで、仕訳が表示されるので、確認や入力する手間が省け、業務の効率化につながります。
３ 仕訳辞書の使い方
仕訳日記帳画面にて、「辞書」列の「ⅴ」マークをクリックすると、仕訳辞書で登録されている名称一覧が表示されます。
表示された名称をクリックすると、登録されている仕訳が表示されます。
表示された仕訳内容は修正することができますので、内容を確認し修正等が完了したら、別の行をクリックすると、表示されている仕訳が登録されます。
４ 仕訳辞書管理画面の説明
「仕訳辞書管理」画面について説明します。
❷一覧：登録された仕訳の一覧が表示されます。行をクリックすると登録された仕訳が表示されます。
❸削除：削除する時はこちらを押してください。
５ 新規登録の手順
仕訳辞書への登録手順は２つあります。
５－１ 仕訳辞書管理画面より登録
仕訳辞書管理画面より登録する方法は次のとおりです。
１ 「新規登録」ボタンを押します。
2 必要事項を入力します。
※入力エラーがあると「メモ」欄にエラー内容が表示されます。
❷検索キー：登録する検索キーを入力します
❸ラベル表示：登録したラベルを利用する場合は、クリックしてください（バーが水色にかわります）
❹辞書候補：クリックすると、「仕訳辞書候補一覧」画面が開きます。一般的によく使われる取引があらかじめ辞書として登録されています。左端の「使用」を選択すると仕訳辞書登録画面に反映されます。
❺仕訳：登録する仕訳を入力します
❻戻る：仕訳辞書管理画面に戻ります
❼登録：仕訳を登録する時に押します
３ 入力が完了したら、「登録」ボタンを押してください。
４ 登録完了
（仕訳辞書管理画面に登録した名称が表示されます）
「仕訳辞書候補一覧」ボタンを押すと、「仕訳辞書候補一覧」画面が表示され、よく使用される代表的な仕訳例が、予め仕訳辞書の候補として登録されています。
どのように仕訳をしてよいか迷った場合などは、こちらの機能をご活用ください。
辞書候補機能を利用した仕訳辞書登録手順
１ 「仕訳辞書候補一覧」ボタンを押します。
２ 利用したい（確認したい）辞書候補取引名の左にある「使用」を押します。
３ 仕訳が表示されます。
４ 「金額」を入力し、「仕訳辞書名」をわかりやすい名称に修正したり、会社の実情に応じて「勘定科目」や「補助科目」を追加・修正して「登録」ボタンを押します。
５ 登録完了
（仕訳辞書管理画面に登録した名称が表示されます）
５－２ 仕訳日記帳画面より登録
仕訳日記帳画面より登録する方法は次のとおりです。
１ 仕訳日記帳画面にて仕訳を入力する
２ 「辞書」列の「＋」マークをクリックする。
３ 辞書新規追加画面が開くので、必要事項を入力して、「登録する」ボタンを押す。
４ 登録完了（仕訳辞書管理画面に登録した名称が表示されます）
６ 仕訳辞書の修正について
登録されている仕訳を修正する方法は次のとおりです。
１ 修正したい仕訳の行をクリックしてください。
２ 登録されている仕訳が表示されますので、修正したい項目を修正後、右下の「登録」を押してください。
７ 仕訳辞書の削除について
登録されている仕訳を削除する方法は次のとおりです。
１ 削除したい仕訳の右端にある「ごみ箱」マークをクリックしてください。
２ 「本当に削除してもよろしいですか？」と確認メッセージが表示されますので、「OK」を押してください。
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