全力会計の最近のアップデートについて(2024年7月18日現在)

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2024年6月のレポート機能の追加以降でアップデートされた主な機能についてご紹介します。

  1. 振替伝票
  2. 仕訳辞書
  3. 全力法人税の「固定資産台帳」画面からの減価償却費の仕訳登録
  4. 総勘定元帳
  5. インボイス登録事業者かどうかの国税庁の公開情報を使っての判定

 

1 振替伝票機能

従来型の会計ソフトには必ずあるといってよい「振替伝票」機能を追加しました。

一般的な使い方としては、複数行にわたる仕訳を登録する際に、「振替伝票」画面で登録を行います。

以下の給与の支払いのように繰り返し使うであろう仕訳の場合は、仕訳登録と同時に「仕訳辞書」に登録し、複雑(面倒)な仕訳を一発で呼び出せるようにすると経理の効率化を図れます。

全力会計 振替伝票サンプル

なお、全力会計の場合は、他の会計ソフトと違い、「仕訳日記帳」画面は、この「振替伝票」で行えるすべての機能を備えています。

したがって、「振替伝票」がなくても「仕訳日記帳」画面で事足りるのですが、これまでの会計ソフトを使い慣れている方のために「振替伝票」機能を残した形になります。

 

2 仕訳辞書機能

先ほど挙げた給与の例のように何行にも渡る複雑な仕訳のうち、よく使用する仕訳を登録しておけば、仕訳入力の際に、調べ直したり、思い出す手間なく、仕訳辞書で呼び出して金額等を修正するだけで済みます。

給与の支払いを「仕訳日記帳」画面で呼び出す。

仕訳辞書を仕訳帳で呼び出した結果全力会計

 

3 全力法人税の「固定資産台帳」画面からの減価償却費の仕訳登録

全力法人税の「固定資産台帳」画面に登録すると、減価償却費の計算と別表16関係の書類が作成されます。それに加え、登録した固定資産及び繰延資産の償却費を全力会計の仕訳日記帳へ登録する機能を追加しました。

全力法人税で償却費を登録する画面

なお、「固定資産台帳」画面で廃棄を行うと固定資産除却損の仕訳も全力会計へ反映させることができます。

 

4 総勘定元帳機能

会計帳簿としてはなくてはならない「総勘定元帳」機能を追加しました。

「総勘定元帳」画面で「補助科目」も指定できますので、補助元帳の役割も同時に果たします。

 

5 インボイス登録事業者の判定機能

取引先を登録する際に、領収書や請求書などに記載されているT番号を入力すると、その取引先がインボイス発行事業者になっているかどうかを国税庁が公表している情報を取得して判定する機能を追加しました。

全力会計 インボイス発行事業者かの判定機能

また、「住所欄に反映」ボタンを押すと、住所欄に反映されます。

全力会計 国税庁APIで住所欄を補完

なお、ここで入力した住所は「勘定科目内訳明細書」にも反映されます。

 

6 今後の機能追加

今後追加される主な機能は、以下の3つです。

  1. 残高試算表
  2. タグ
  3. 帳簿書類のPDF出力

フルバージョンリリースに向けて張り切って開発を進めていきます!

 

全力会計フルバージョンリリースまでのスケジュールについて
1 全力会計フルバージョンリリースまでのスケジュール 2024年7月4日現在リリースされていない機能は次のとおりです。 総勘定元帳 残高試算表 タグ 全力法人税の「固定資産台帳」画面から減価償却費や売却・除却仕訳の登録 メールアドレス変更・...