1 推移表の画面
推移表画面では、次のことを行うことができます。
2 各期間ごとの推移(金額の動き)を確認できる
2 推移表とは
月ごと、四半期ごと、半期ごと、年次(3期比較)という4つの期間ごとに次の推移を確認できます。
- 勘定科目の残高の推移
- 補助科目の残高の推移
- ラベルの残高の推移
推移表は、勘定科目や補助科目(取引先)、ラベルごとの残高のお金の動きを確認するのに便利な表です。
推移表を見るメリットとしては
1 対象期間の経営状況や財政状態がわかる
数字を比較することで、〇月は売り上げが多い、〇月は仕入費用が多いなど、経営状況を確認することができます。
また、現金預金の残高がどのように増減しているかなど、財政状態の推移を確認でき、資金繰りの目安とすることも可能です。
このように経営状況や税制状態を分析することができ、迅速な経営判断の材料とすることができます。
2 経理の誤りを確認しやすい
・他の月と比べて金額が大きく増えている(減っている)等の異常値を把握できる → 入力誤りがないか
・使用してないはずの勘定科目(補助科目)が使用されていることがわかる → 勘定科目の入力誤りがないか、反対仕訳が登録されていないか
・定額の費用が計上されていなかったり、金額が違っていることがわかる → 金額の入力誤りがないか、二重に仕訳登録されていないか
3 推移表の機能
全力会計では 次の決算書類についての推移表を確認できます。
・「貸借対照表」
・「損益計算書」
・「製造原価」
・「完成工事原価」
それぞれの項目について、4パターンの期間を指定して、「補助科目の有無」「ラベルの有無」を切り替えて表示することができます。
表示の切り替え方法については、次のとおりです。
3-1 推移表の切り替え
画面上部の「貸借対照表」「損益計算書」「製造原価」「完成工事原価」をクリックすると項目を切り替えることができます。(「製造原価」「完成工事原価」は事業所管理画面のオプションで選択した場合のみ表示されます)
3-2 「補助科目」の表示
画面右上の「補助科目を表示」を押すと補助科目の表示・非表示を切り替えることができます。
3-3 「ラベル」の表示
画面右上の「ラベルを表示」を押すとラベルの表示・非表示を切り替えることができます。
3-4 期間の切り替え
画面上部の「月次」「四半期」「半期」「年次」をクリックすると、対象期間を切り替えることができます。
各期間の表示例です。