全力会計マニュアル4 ー事業所管理ー

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本ページは、全力会計のメニュー「事業所管理」画面についての、解説ページです。

「事業所管理」画面では、事業所情報や消費税の経理方法等、会計ソフトを使用するにあたって必要な基本的な情報の登録及び変更を行います。

「事業所管理」画面は、全力会計の初期設定という位置付けとなる画面です。

 

1 事業所管理について

初めて全力会計を利用するときは、最初に「事業所管理」画面で初期設定の登録を行います。

必要な情報を入力したら「保存」ボタンを押すと、登録完了です。

登録が完了すると、全力会計のほかの機能をご利用できます。

「全力法人税」、「全力消費税」、「全力電子帳簿」をご利用の場合は、他のサービスと重複する内容については、登録されているデータから自動で取得し表示されています。

 

1-1 事業所情報画面説明

最初に事業所情報を入力します。

「必須」の文字がある項目は入力が必須となります。

法人名:法人名を入力してください。
ふりがな:法人名のふりがなを入力してください。
管理者名:管理者(担当者)名を入力してください。
会計年度:開始年月日と終了年月日をカレンダーより選択してください。
決算期:決算期が何期目かを入力してください。
勘定科目オプション:製造原価報告書を作成する場合には、「製造原価を使用する」にチェックを、完成工事原価報告書を作成する場合には、「完成工事原価を使用するに」チェックをつけてください。

 

1-2 消費税情報画面説明

次に消費税に関する情報の入力を行います。

課税事業者区分:「免税」事業者か「課税」事業者か選択してください。
課税方式:❶で「課税」を選択した場合、課税方式を「簡易課税」「本則課税(一括比例配分)」「本則課税(個別対応)」から選択してください。
事業区分:❷で「簡易課税」を選択した場合、事業区分をプルダウンより選択してください。
経理方式:❶で「課税」を選択した場合、消費税及び地方消費税についての経理方式を「税込」「税抜」より選択してください。
※❶で「免税」を選択した場合には、自動的に税込経理方式になります。
→「税抜」を選択した場合、「内税」「外税」「別記」についても選択してください。
端数処理(収入):収入の端数処理方法を選択してください。(デフォルトでは、消費税の計算で有利な「切り捨て」が選択されています。)
端数処理(支出):支出の端数処理方法を選択してください。(デフォルトでは、消費税の計算で有利な「四捨五入」が選択されています。)

入力が完了したら、「保存」ボタンを押してください。

 

用語の説明

簡易課税

課税期間における売上高に係る消費税額に、事業区分に応じた「みなし仕入率」を乗じて計算した額を差し引いて、納付すべき消費税の金額を算出する方法

消費税の簡易課税制度がよくわからないという場合は、次の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてください。

消費税の簡易課税制度入門-元国税調査官がわかりやすく解説
消費税の簡易課税制度とは何かを元国税調査官が0からわかりやすく解説。みなし仕入率とは?事業区分とは?メリット、デメリットとは?インボイスの影響は?届出書の書き方、申告書の書き方まで実務で必要な知識を初心者向けに全部解説。簡易課税解説の決定版...
本則課税

課税期間における売上高にかかる消費税額から、仕入れに対する消費税額を差し引いて納付すべき消費税額を算出する方法

 

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