弥生会計・マネーフォワード・freee・会計王と連携できる法人税申告ソフトの選び方|元国税調査官・税理士が解説

弥生会計・マネーフォワード・freee・会計王と連携できる法人税申告ソフトの選び方|元国税調査官・税理士が解説

「弥生会計・マネーフォワード・freee・会計王と連携できる法人税申告ソフトはないだろうか?」

各会計ソフトへの対応状況は、法人税申告ソフトによって異なります。主要な法人税申告ソフトと会計ソフトの対応について、下表にまとめました。

【法人税申告ソフトごとの連携可否比較表】

弥生会計 マネーフォワード freee 会計王
全力法人税
法人税申告
ソフトR

弥生会計形式は
読込可

弥生会計形式は
読込可

弥生会計形式は
読込可
法人税申告
ソフトZ

※1

※1

※1

※1
法人税申告
ソフトH

連携ツールが
あれば可能

連携ツールが
あれば可能

連携ツールが
あれば可能

連携ツールが
あれば可能
法人税申告
ソフトF

インポート/
手動読込可

インポート/
手動読込可

インポート/
手動読込可
法人税申告
ソフト
H・T

※2

※2

※2

※2
法人税申告
ソフトM

※3

※3

※3


※3

※1:どの他社ソフトとも連携はしていませんので、他社ソフトからエクスポートした仕訳ファイルはインポートできるフォーマットに、予め、編集されていなくてはなりません。
※2:Professional Edition、Standard Editionのみ可能
※3:会計ソフトによってエクスポート(出力)されるレイアウトが異なりますので、レイアウトによってはインポート可能な形式に編集していただく必要があります。

しかし、実は法人税申告ソフト選びで重要なのは「対応しているかどうか」だけではありません。

なぜなら、会計ソフトによっては、そもそも申告機能が用意されている場合もあれば、外部ソフトと連携できず、データ形式を変換しないと使えない場合もあるからです。

そのため、単に「弥生会計対応」「freee対応」といった表記を見るだけでなく、今使っている会計ソフトからどのような手順で申告書作成まで進められるのかを確認することが重要です。

本記事では、元国税調査官であり現役税理士である海野耕作が、弥生会計・マネーフォワード・freee・会計王と連携できる法人税申告ソフトの選び方を解説いたします。

最後までお読みいただければ、今お使いの弥生会計・マネーフォワード・freee・会計王を活用しながら、自力で法人税申告を進めやすいソフトの選び方がわかります。

なお、当社が提供する「全力法人税」は、上記4つの会計ソフトすべてとの連携に対応しており、これまで約36,000社以上の法人のお客様にご利用いただいています

弥生会計・マネーフォワード・freee・会計王との連携のしやすさや、他社ソフトとの違いについてもあわせてご覧ください。
弥生、マネーフォワード、freee、会計王、PCAクラウド会計、ジョブカン会計などの会計ソフトとの連携ができる「全力法人税」の強みをみる

1.弥生会計・マネーフォワード・freee・会計王と連携できる法人税申告ソフトの選び方(1)エンドユーザー向けの法人税申告ソフトを選ぶ

弥生会計・マネーフォワード・freee・会計王と連携できる法人税申告ソフトの選び方(1)エンドユーザー向けの法人税申告ソフトを選ぶ

法人の代表者や経理担当者が、税理士に頼らず自力で法人税申告を行う場合、税務の知識がなくても使えるよう設計された「エンドユーザー向け」の法人税申告ソフトを選ぶことが最も重要です。

なぜなら、ソフトにより「誰が使うことを前提にしているか」が大きく異なり、専門的な会計上の知識がないと使いこなせない場合があるからです。

弥生会計・マネーフォワード・freee・会計王と連携できると謳っていても、税理士や会計事務所など、法人税の知識がある人が利用することを前提にしたソフトもあります。

税理士向けとエンドユーザー向けソフトの操作感の違いを見てみましょう。

【税理士向けとエンドユーザー向けソフトの操作感の違い】

税理士や
会計事務所向け
会計の知識がある前提で、必要な項目・入力すべき情報を自ら選び、判断して作成する
→知識が不足している場合、マニュアルやWeb上で調べながら進める必要があり時間がかかる
エンドユーザー向け 会計の知識がなくてもガイドに従えば作成できる
画面の指示に沿って入力をすれば法人税の申告書が完成する

エンドユーザー向けソフト「全力法人税」を例にとると、消費税の仕訳に関していえば、決算書さえあれば専門用語が分からなくても、下記のステップで完了します。

エンドユーザー向けソフトの操作感
「全力法人税」の場合

エンドユーザー向けソフトの操作感 「全力法人税」の場合
1.仕訳内容:会計ソフトの仕訳帳に追加する仕訳が表示されています。
2.決算書に仕訳を登録(更新):ボタンを押すと、全力法人税の決算書に画面に表示されている仕訳が反映されます。
3.全力法人税に戻る:ボタンを押すと、全力法人税に戻ります。

具体的な見分け方としては、公式HPやパッケージに下記のような文言の記載がないか確認しましょう。

税理士向けである
可能性が高い
項目 エンドユーザー向けである
可能性が高い
・プロ御用達
税務知識が必要
・中規模法人以上対象
など
記載例 ・初心者向け
・知識がなくてもできる
など

※併せてクチコミを見ることもおすすめです。

税理士に依頼するなら税理士向けを選び、自力で法人税申告を行う場合はエンドユーザー向けのものを選びましょう。

ポイント!

エンドユーザー向けのソフトを選んだとしても、自力での法人税申告は、

・申告書を作成するための税務判断を自力で行う
・マネーフォワードやfreee、会計王から申告ソフトへデータを移行する

などをご自身で行う必要があるため、決して楽ではありません。

とくに、自力で申告する場合は、質問に答える形式で進められる法人税申告ソフトを選ぶことをおすすめします。

たとえば全力法人税では、同族会社の判定のように判断が難しい項目も、案内に沿って必要事項をフォームに入力するだけで、最短5分で判定ができます。

【実際の操作画面】

入力内容を保存し、「同族会社の判定明細書出力」を押すと下記のように別表2の作成が完了します。

同族会社の判定明細書出力 別表2
このように同族会社の判定を自動で行うソフトは「全力法人税」以外にありません。他の申告ソフトは、マニュアルを読み込み、自己判断の上、進める必要があります。

労力をかけずに自力で申告するなら、判断の難しい部分も含めて、画面上の案内で法人税申告の作成をサポートしてくれるソフトを選ぶことが非常に重要です。

 

2.弥生会計・マネーフォワード・freee・会計王と連携できる法人税申告ソフトの選び方(2)弥生会計・マネーフォワード・freee・会計王ごとに使い勝手の良いものを選ぶ

弥生会計・マネーフォワード・freee・会計王と連携できる法人税申告ソフトの選び方(2)弥生会計・マネーフォワード・freee・会計王ごとに使い勝手の良いものを選ぶ

次に、普段利用している会計ソフトと連携したときの使い勝手を確認しましょう。

同じ法人税申告ソフトでも、弥生会計・マネーフォワード・freee・会計王のどれを使っているかによって、データの取り込みや申告書作成までのスムーズさは異なります。

実際の使い勝手を確認する際は、公式サイトの機能説明だけでなく、同じ会計ソフトを使っているユーザーの口コミも参考になります。

特に、データ移行のしやすさや、申告書作成までの手間、サポートの使いやすさは、実際に使った人の声から確認しやすいポイントです。

たとえば、全力法人税を利用したユーザーからは、下記のような声が寄せられています。

freeeをご利用のユーザーのクチコミ

2期目の申告が無事に終わりました。私事で恐縮ですが設立時、全力法人税様の存在は存じ上げなかったのですが、1期目の決算時に知りました。当初はFreeeに絞り、会計、人事労務を使っておりましたが、決算にも費用が嵩むので調べていたところ全力法人税を知り、1期目からお世話になりました。当方は一人法人なのでやることは最小限なのに、わざわざ高いソフトを何個も使う羽目になるのは無駄でしかありません。2期目は全力会計でお世話になりましたが、仕分けも分かりやすく最高なところは、分からないところがあればご教授いただけるサポートが大変有難いです。

引用:全力法人税のレビュー

マネーフォワードをご利用のユーザーのクチコミ

決算はマネーフォワードクラウド会計を利用して税務申告は全力法人税を利用して税務申告を昨年、今年と行いました。2024年創業の会社なので、申告は第1期と第2期ということで、柔らかい部分が多いです。また、コンサル業のため、設備などもなく、小規模のため、会計そのものは難しくありません。ただ、クラウド会計ソフトから直接、税務申告はできないため、決算後、もうひと手間かけて税務申告を行う必要があります。その際、会計ソフトと連携してスムーズにeLTAX、e-Taxにつないで税務申告できるソフトが全力法人税です。税理士に頼らず、時間を掛けずに税務申告を行えることと操作がシンプルな点、価格もお手頃という点が小規模法人に適していると思います。

引用:全力法人税のレビュー

弥生会計をご利用のユーザーのクチコミ

全力法人税のおかげで5万円節約できました。あと15年続けるつもりなので合計75万円以上節約できそうです。個人事業については自分で確定申告をしていましたが、法人については税理士に依頼をしていました。マイクロ法人なのに税理士報酬はもったいないなあと思っており、弥生会計を導入しました。決算書の作成は自分でできるようになったので、法人税の申告もなんとか自分でできないかと思い、税務署出身の方が監修されていることと、記事が充実していたので全力法人税を選びました。

引用:全力法人税のレビュー

会計王をご利用のユーザーのクチコミ

素晴らしいソフトです。立ち上げたばかりのミニ法人で、今の財務諸表はまだ単純で、会計の知識はあるので、税務申告も自分でやろうと思いましたが、使用している「会計王」は税務申告には対応しておらず、検索していてこの「全力法人税」を見つけました。税務申告書は複雑で、どれを提出すればよいのか良くわかりませんでしたが、このソフトでは、ウィザードに従って入力するだけで簡単に申告書が完成できました。当初、説明をよく読まずに、「会計王」のデータを取り込もうとしましたが、エラーでできなかったので、財務諸表は手動で入力して完成しました。

引用:全力法人税のレビュー

ご自身にとっての使い勝手の良さを見極めましょう。

3.弥生会計・マネーフォワード・freee・会計王と連携できる法人税申告ソフトの選び方(3)OS環境と提供形態が合っているものを選ぶ

弥生会計・マネーフォワード・freee・会計王と連携できる法人税申告ソフトの選び方(3)OS環境と提供形態が合っているものを選ぶ

3つ目に、自社PCのOS環境でも使用でき、ご自身の提供形態にあっているソフトを選びましょう。

法人税ソフトの多くはWindows専用が多いです。Macユーザーの方の場合、そもそも利用できないリスクがあります。

提供形態による違いについては、下表をご覧ください。

【提供形態の比較表】

クラウド型 項目 デスクトップ型
(インストール型)
インターネット環境があれば
場所を選ばず利用可能
利用場所 インストールした
PCでのみ利用可能
比較的重たい 動作性 比較的軽い
自動更新
ソフト側で随時実施
プログラム更新の手間 手動更新
再インストールが必要
場所を選ばず
常に最新の状態で使用
したい人
向いているケース 固定の場所で使用し
安定感を重視したい人

OS環境が自社のPCに適しているか、そして提供形態にあっているかを確認し、ご自身の利用しやすいソフトを選びましょう。

参考までに、主要な法人税申告ソフトのOS環境・提供形態を下表にまとめました。

OS環境 提供形態
全力法人税 Windows・Mac対応※ クラウド型
法人税申告ソフトR Windowsのみ デスクトップ型
法人税申告ソフトZ Windowsのみ デスクトップ型
法人税申告ソフトO Windowsのみ デスクトップ型
法人税申告ソフトF Windows・Mac対応※ クラウド型
法人税申告ソフトH・T Windowsのみ デスクトップ型
法人税申告ソフトM Windowsのみ デスクトップ型

※一部電子申告機能はMacは非対応です。

4. 弥生会計・マネーフォワード・freee・会計王と連携できる法人税申告ソフトの選び方(4)電子申告(e-Tax・eLTax)へ対応しているものを選ぶ

弥生会計・マネーフォワード・freee・会計王と連携できる法人税申告ソフトの選び方(4)電子申告(e-Tax・eLTax)へ対応しているものを選ぶ

4つ目に重要な点が、電子申告(e-Tax・eLTax)に対応しているかを確認することです。

電子申告に対応していない場合、以下のような手間が発生するためです。

・会計ソフトから出力したデータを国税庁の「e-TaxまたはeLTax」に手入力する
・税務署に紙で確定申告書類を提出する

特に国税庁のe-Tax・eLtaxは、下記の通り初めて操作する方や慣れていない方にとっては、やや使いづらい箇所が多いと言われています。

【e-Tax・eLtaxに関する実際の利用者の声(一部)】

項目 実際の利用者の声
操作・入力が難しい ・e-Tax:操作や入力が難しく、利用をやめた
・eLtax:直観的操作ができるよう、UI改善してほしい
文字・画面が見づらい ・e-Tax:スマホの場合、字が小さくわかりづらい
・eLtax:エラーメッセージがわかりずらく解決法が見つけづらい
わかりづらい ・e-Tax:難しい専門用語が多く難解。わかり易い言葉での解説をお願いしたい。
・eLtax:操作マニュアルが複雑・難解・簡単にしてほしい。

参考:国税庁「国税電子申告・納税システム(e-TAX)の利用に関するアンケートの実施結果について
地方税共同機構「eLTAX利用者満足度調査 結果報告書

法人税申告を手間なく自力で完結させるためには、電子申告ソフトに対応しているかどうかを必ず確認しましょう。

ポイント!
消費税の電子申告も行えるかも確認しよう

法人税はもちろん、消費税も電子申告に対応しているかどうかを確認しましょう。

弥生会計、freee、会計王は基本的に、最新のソフトであれば消費税の電子申告に対応しています。しかし、マネーフォワードは、年間約80,000円のビジネスプランのみが消費税の電子申告に対応しています。

自力で行う場合、一から手動で計算・転記する必要があり、専門知識がない経営者にとっては大変な作業となります

インボイス制度の影響で、これまで消費税の申告が不要だった小規模法人にも、申告が必要になるケースが増えています。

消費税の電子申告にも対応しているかどうかも、忘れずに確認しましょう。

5. 弥生会計・マネーフォワード・freee・会計王と連携できる法人税申告ソフトの選び方(6)コストパフォーマンスのよいものを選ぶ

弥生会計・マネーフォワード・freee・会計王と連携できる法人税申告ソフトの選び方(6)コストパフォーマンスのよいものを選ぶ

最後に、単純な価格の安さだけでなく、実際に作業する際の手間やサポート体制まで含めたコストパフォーマンスの良い法人税申告ソフトを選びましょう。

たとえ価格が安くとも、操作が複雑であったり、マニュアルの確認に時間がかかったりと、結果的に法人税申告作業に膨大な時間がかかってしまいます。

例えば、弥生会計に対応している法人税申告ソフトは比較的多く、価格の安いソフトも選びやすい傾向にあります。

しかし、価格だけで選んでしまうと、入力時に自分で判断しなければならない項目が多かったり、電子申告の手順が複雑だったり、サポートを十分に受けられなかったりする場合があります。その結果、申告作業に時間がかかり、かえって負担が大きくなることもあります。

一方で、freeeを使っている場合は、freee内で申告まで完結できるソフトを選ぶことで、データ連携や操作の一貫性というメリットがあります。ただし、料金は高くなりやすいため、価格と作業効率のバランスを見て判断することが大切です。

このように、法人税申告ソフトを選ぶ際は、単純な価格の安さだけでなく、会計ソフトとの連携のしやすさ、申告作業にかかる手間、サポートやマニュアルの充実度、実際のユーザーの評判まで含めて、総合的にコストパフォーマンスを見極めましょう

6. まとめ

最後に、本記事で解説した法人税申告ソフトの選定ポイントを整理します。

【法人税申告ソフトの選定ポイント】

・エンドユーザー向けの法人税申告ソフトを選ぶ
・弥生会計・マネーフォワード・freee・会計王ごとに使い勝手の良いものを選ぶ
・OS環境と提供形態が合っているものを選ぶ
・電子申告(e-Tax)へ対応しているものを選ぶ
・ コストパフォーマンスのよいものを選ぶ

上記5つは、単なる「会計ソフトとの連携のしやすさ」だけでなく、「自力で最後まで申告手続きを完了できるか」という点で、必ず押さえるべきポイントです。

なお、全力法人税は、弥生会計・マネーフォワード・freee・会計王などの会計ソフトと連携が可能で、約36,000社以上の法人のお客様にご利用いただいています。

全力法人税の特徴や、他の法人税申告ソフトとの違いについては、下記の記事で詳しく解説しています。
弥生、マネーフォワード、freee、会計王、PCAクラウド会計、ジョブカン会計などの会計ソフトとの連携ができる「全力法人税」の強みをみる

知識0でも自分でできる!法人税申告書作成ソフト「全力法人税」

中小企業向け法人税申告書作成ソフトの特徴

 ・元国税・税理士が作った
 ・登録ユーザー35,000社を突破
 ・法人税の知識不要で誰でもできる
 ・クラウド法人税ソフトで業界最安値
 ・無料でほぼすべての機能を利用できる
  (一部の申告書類の出力を除く)

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