全力会計の未収・未払いを消し込むとは

仕訳登録ガイドの「よくある取引」から仕訳登録を行う場合は、収入は未収扱いで、支出は未払い扱いで登録がされます。

この未収となっている金額と未払いになっている金額を消し込んでくださいと案内していますが、その意味について詳しく説明します。

 

1 未収・未払いを消し込むとは

未収となっている金額が、入金となっていれば、実際に行われた決済の方法に振り替えて消す必要があります。例えば、売上が未収となっていて銀行振込で受け取った場合には、「売掛金」を減らして「普通預金」を増やす必要があります。
未払いとなっていれば、未払いの金額を実際に支払いが行われた際に、その支払い手段に振り替える必要があります。

具体的に説明します。

例えば「役員報酬」から仕訳登録を行なった場合、以下のように支払いは「未払費用」で登録されます。仕訳登録ガイド 未払いの例 全力会計

「役員報酬」画面では、以下のように案内されています。

未払費用は、支払いが金融機関連携されている口座から行なわれた場合は、金融機関連携の仕訳登録から消し込み(支払い)処理を行ってください。

この説明はつまり、この例の役員報酬が、金融機関連携をしている銀行から振り込まれていたとすると、以下のように金融機関連携の仕訳登録画面で仕訳登録して、この未払費用を消してくださいということを意味しています。

未払いの消し込み 全力会計

この例では、銀行口座から「コクゼイタロウ」へ378,000の支払いを「未払費用(国税太郎)」として仕訳登録して、未払費用を消して(未払費用の残高を減らして)います。

役員報酬で未払い扱いになっていた378,000が、この仕訳登録によって未払いから支払い済みに切り替わったことを意味します。

 

2 「未収・未払等一覧」画面の機能について

金融機関連携の「仕訳登録」画面と「仕訳日記帳」画面にある「未収・未払等一覧」ボタンを押すと現在消し込まれていない(残高のある)未収や未払いとなっている金額が勘定科目+取引先ごとに一覧で確認できます。

消し込みの際に、どの支払いがいくら未払いになっているかなど、未収と未払いになっている金額を即座に確認できるという便利機能です。

 

 

知識0でも自分でできる!法人税申告書作成ソフト「全力法人税」

中小企業向け法人税申告書作成ソフトの特徴

 ・元国税・税理士が作った
 ・登録ユーザー22,000社を突破
 ・法人税の知識不要で誰でもできる
 ・クラウド法人税ソフトで業界最安値
 ・無料でほぼすべての機能を利用できる
  (一部の申告書類の出力を除く)

クラウド税務ソフトで初めて自力申告を可能にした元祖「全力法人税」であなたも税理士なしで法人税の申告書をかんたんに作成できます!

全力会計マニュアル
シェアする

コメント

タイトルとURLをコピーしました