ユーザーの方からのご指摘やご要望を反映して全力会計に以下の内容のアップデートを行いました。
- 自動仕訳機能
- 仕訳ルールに金額範囲条件追加
- 推移表から総勘定元帳にジャンプする機能
- 複数行仕訳で任意の行を削除可能に
- 仕訳辞書の金額をブランクで登録可能に
- トップ画面にレポート機能
1 金融機関連携関連
金融機関連携に関連して2つの機能が追加されています。
1-1 自動仕訳機能
これまでは、金融機関連携の仕訳登録で仕訳ルールをカスタマイズして、そのルールにヒットしても1つ1つ「登録」ボタンを押して仕訳登録する必要がありましたが、自動仕訳機能をONにしておけば、金融機関連携の仕訳登録画面で明細が表示された時点で自動仕訳ルールに合致しているものは自動で仕訳登録されるようになりました。
例えば、次のように電子マネーで「入 」という文字列が前方一致し、金額範囲が「500」までの場合は、設定した「勘定科目」、「取引先(補助科目)」「税区分」で自動仕訳をするというように設定したとします。
金融機関連携で取得した明細で設定した仕訳ルールにヒットした場合に、「自動仕訳」をONにすると次の動画のようにクリックなしで自動仕訳を実行します。
また、自動仕訳のONとOFFとを切り替えられるので、一度確認してから自動仕訳を実行したいという時には、最初は自動仕訳をOFFにして、内容を確認してから自動仕訳をONに変更して自動仕訳を実行することも可能です。
1-2 仕訳ルールの条件に金額範囲を追加
金融機関連携の仕訳登録の仕訳ルール条件に金額範囲が追加されました。
これによりより細かく条件を設定することができるようになり、自信を持って自動仕訳として登録できるルールを増やすことができます。
例えば、全力法人税は1年目の料金が21,582円で、2年目以降の料金は、11,000円です。
銀行口座に「送金」という文言を含む明細内容で、21,582円と11,000円の入金があった場合は、確実に売上高ということがわかっているので、以下のように金額範囲をずばり21,582円と11,000円と設定することで安心して自動仕訳に任せることができます。
2 推移表から総勘定元帳に飛んで詳細を確認できる
推移表に表示されている勘定科目、補助科目と金額がクリックできるようになり、クリックすると該当の科目と残高の明細を確認できるようになりました。
例えば、推移表の売掛金の「補助科目なし」の9月の残高1,000,000の内容が何か知りたい場合に、該当の「1,000,000」をクリックします。
総勘定元帳に飛び、その明細を確認できます。
さらに、総勘定元帳の取引の行をクリックすると仕訳日記帳に飛び、編集することも可能です。
3 仕訳日記帳・振替伝票・仕訳辞書関連
3-1 行ごとに削除が可能に
仕訳日記帳、振替伝票と仕訳辞書で複数行の仕訳になったときに、これまでは一番下の行から削除することしかできませんでしたが、任意の行を削除できるようになりました。
3-2 仕訳辞書を金額欄を空欄で登録が可能に
仕訳辞書で金額をブランクで登録できました。
これにより勘定科目や補助科目が同じでも金額が異なる定型の仕訳があった場合に、金額を編集するという手間が減り、金額をそのまま入力できるようになりました。
4 トップ画面にレポート機能追加
トップ画面に「キャッシュの現在有高」「純資産の3ヶ月の推移」「収益・費用・損益の3ヶ月の推移」のレポートを確認することができるようになりました。
これにより一番目にするトップ画面で経営状況と財政状態の要所を端的に確認できるようになりました。
- 現金預金は十分にあるか
- 純資産は十分プールされているか、また増やしていけているか
- 収益と利益を上げられているか
以上の3点を端的に確認し、会社からのシグナルとしてご活用ください。
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