
最近よく「NISA」のことを聞くけど、投資は損するかもしれないし、なかなか踏み切れないよな。
これから投資を始めようと考えているなら、新NISAの積立投資枠を活用する方法一択ですよ。
時間をかければ確実に資産を増やすことができる絶対おすすめの方法です。
新NISAの積立投資枠を活用して投資すれば、長期的には、資産を安全、堅実に増やすことができます。
「積立投資」ですか?老後資金が2,000万円必要と言われているんですよ?
ちまちま積み立てていつになったら2,000万円を超えるのかって話ですよ!
そう思いますよね、でも若いうちから長くコツコツ積み立てていれば、5,000万円を超える資産形成も夢ではないと聞いたらどうですか?
5,000万円!?それは、ありえないですよ。
でも、、本当にそんなに増えるんでしょうか?
過去30年間の全世界株式に投資した場合の平均利回りは7.5%超と言われています。(投資信託ガイド)
この利回りを使って、毎月5万円を積立投資に回して30年後どうなるかを試算してみましょう。

(金融庁HP資産運用シュミレーション)
| 最終積立金額 | 約6,100万円 |
|---|---|
| 元本 | 1,800万円 |
| 運用収益 | 約4,300万円 |
| 資産増加率 | 約3.4倍 |
なんですってー!!
毎月5万円の積立てで6,100万円ですってー!!
積立投資って地味なイメージがありましたが、こんな夢のような投資法だったんですかー!!
これはやらない手はないですよね。
知らないということ自体損失ですよ。
このシュミレーションは過去30年間世界株式に投資していたらという利率に基づいて計算しています。
毎月いくら投資できるか、年利何%で運用できるかで結果は異なりますが、NISAの積立投資枠を使って全世界にインデックス投資を行えば、老後に2,000万円を残すのは全然難しくないですよ。
それでは、いかに新NISAの積立投資枠を活用した投資が資産形成に効果的なのかを解説していきます。
- 積立投資が資産形成にどれほど有用なのか
- 積立投資が儲かる理由とは
- 新NISAの概要、NISAからの変更点とは
1 積立投資の有用性とは

この1章の内容は、動画で解説も行っています。
動画がお好みの方はこちらをどうぞ。
まずは、積立投資が資産形成にどれほど有効なのかについて、かく言う私の投資成績を公開したいと思います。
つみたてNISAが始まった2018年1月から40万円を投資した結果(2024年2月1日現在)が以下のとおりです。

え!?
6年間で792,329円の利益ですか?
6年間で34.45%資産が増えたんですね。
すごいですねぇー!
最初に投資信託の銘柄を設定して放ったらかしていただけでこうなっています。
その間コロナショックがありましたよね?
逆にそれがあったからこそ今回復期で資産をより押し上げているとも言えるんです。これは後で解説します。
私のリターンは平均値に近いものなのではないかと思っています。
もっとすごい猛者もたくさんいますよ。
SNSのX(旧Twitter)でつみたてNISAの収益を公表しているポストをリサーチしてみました。
こちらの、積立投資の実績をご覧ください。
なんと1,969,298円の利益が出ています!
全米のインデックスのリターンが結果的にすごかったんですよね。(インデックスが何かも後述します。)
すごいっすねー!
驚異的!
こちらの方も100万円以上の利益が出ていますんね。
つみたてNISAが始まって6年が経ちましたが、人によっては資産が80%も増加しているんです。
どれほど、積立投資が資産形成が有効かおわかりいただけたかと思います。
193万円が293万円に!?何もしないで100万円増えたってことですか!
これは、すごい結果です。
5年前にやっていれば、資産がそれだけ増えていたってことですか…
そうなんです。だから、若いうちからコツコツと積み立てることが大事です。
ただ、日本人は長生きですから、50歳に始めたとして30年間投資したら80歳ですので、若者だけに有効と言うわけではありません。
私も6年間で80万円近いリターンが得られているわけですから。
それにしても、毎月数万円積み立てるだけで、本当にこんなに資産が増えるものなのでしょうか?
ちょっと理由がよくわからないので、積立投資の仕組みを詳しく教えてください。
積立投資が利益が出せる理由は大きく2つあります。
- 複利の力
- ドルコスト平均法の力

積立投資が資産形成に有効な理由として、「複利である」、「ドルコスト平均法である」の2点があります。
まずは、複利の力がどれほどのものかを確認していきましょう。
1-1 絶大な効果がある「複利」とは
投資や預金を行うと利息などが受け取れますが、このような利息の計算方法には、「単利」と「複利」の2種類があります。
その中で資産の増加には、単利に比べて複利が圧倒的に有利に働きます。
理由としては、複利の性質にあります。
1-1-2 単利と複利とは
単利と複利の違いの違いについて解説していきたいと思います。
「単利」と「複利」とは
「単利」:元本のみで利息計算を行う計算方法
「複利」:運用で得た利息を元本に加えて、その新しい総額に対して次の計算期間で利息の計算を行う方法
要するに、単利は元本はずっと変わることはないが、複利は利息(利益)を再投資して元本に組み入れてから、利息を計算するため、運用期間が長くなるほど利息が増えていくことになります。
単利と複利の計算式を示します。
| 単 利 | 複 利 | |
| 意味 | 利益を元本に組み入れずに利息計算 | 利益を元本に組み入れて利息計算 |
| 計算式 (元本100,年利5%) | 1年目 100+100×0.05 =105 2年目 100+100×0.05 + 100×0.05 =110 | 1年目 100×1.05=105 2年目 100×1.05×1.05=110.25 |
計算式の例としては、元本が100で年利5%とすると、単利は100に5%を乗じた金額が利息となっています。
このように、単利の単純に足し算で資産が増えます。
一方、複利の場合は、(1+金利)の累乗で資産が増えていきます。
よって、「単利」に比べて「複利」というのは、より利益を発生させるということです。
「単利」と「複利」についてはなんとなく理解できましたが、投資結果にそんなに違いがあるのでしょうか。
では、次に複利と単利を比べてみましょう。
1-1-3 単利と複利の効果比較
単利と複利には、どのくらいの利息の金額に違いが出るのか確認してみましょう。
次の条件で運用した単利の場合の利息のシュミレーションは以下のようになります。
- 元本:100万円
- 年利:5%
- 運用期間:5年間
【単利の場合】

上の画像は、単利の場合の利息の計算のイメージです。
ご覧の通り、100万円に対する利息は毎年5万円ずつとなっており、元本が増えない限り利息の金額は変わりません。
結果としては、単利の場合だと5年間で利益となった金額は、25万円となりました。
次に、同じ条件で複利の場合の利息のシュミレーションは以下のようになります。
【複利の場合】

次に上記の画像は複利の利息計算のイメージです。
ご覧のとおり複利の場合は、利息の金額が毎期増加しています。
これは、元本の金額に前期の利息の金額が上乗せされて、利息の計算がなされているからです。
そのため、複利の場合の利益は、5年間で27万6千円となってします。
「単利」と「複利」の利息の計算は以下のような結果となりました。
| 1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目 | 合計 | |
| 単利の場合の利息 | 5万円 | 5万円 | 5万円 | 5万円 | 5万円 | 25万円 |
| 複利の場合の利息 | 5万円 | 5.2万円 | 5.5万円 | 5.8万円 | 6万円 | 27.6万円 |
このような、結果になりました。
5年間で単利と複利の間で利息の金額が26,000円もの差があります。
5年間で2万6千円の違いですか…
若干違いがありますが、ちょっとインパクトに欠けるような…
これって多いのでしょうか?
5年間で26,000円だったらそんなに変わらないと思う方もいるかもしれませんが、元々の元本の金額がもっと多くなったり運用の年数が長くなると更に差が出てきます。
それでは、上のシュミレーションを30年間に引き伸ばして、30年目の利息と30年間の利息の合計額を比較してみましょう。
| 30年目の利息の金額 | 30年間の利息の合計額 | |
| 単利の場合 | 50,000円 | 1,500,000円 |
| 複利の場合 | 205,776円 | 3,321,492円 |
| 単利と複利の差額 | 155,776円 | 1,821,492円 |
上の表のように、単利と複利では、30年目の利息の金額15万円以上、30年間の利息の合計に至っては、182万円も資産の金額に違いが出るのです!
投資信託の運用の利益も複利を選択することによって、運用利益が出ると元本に利益が足されて、更に利益が増えるのです。
積立投資をする場合は、多くの利益が発生してとしても、利益を現金化することはしないで、再投資することがマストです。
このように、複利と言うのは、長期、積立の投資方法と相性が抜群の計算方法と言うことになります。
30年間で182万円も違うとは…
これは、すごい!雪だるま式に資産が増えるということですね!
でも、投資だから場合によっては、資産が減ってしまうんじゃないですか?
確かに、「投資だから商品の価値が下がると資産が減ってしまうのでは?」という考えるのが普通だと思います。
しかし、商品の価値が減っても損をしない仕組みがあるのです。
それは次に紹介する「ドルコスト平均法」です。
それでは、次に積立投資の肝であるドルコスト平均法について、解説していきます。
1-2 ドルコスト平均法とは
ここでは、積立投資が資産形成に有効である理由の最大の要因である「ドルコスト平均法」について解説していきます。
ドルコスト平均法…?
ドルってあのアメリカとかの通貨のことでしょうか?
「米ドル」とは無関係で、日本円での投資においても同じドルコスト平均法と呼びます。

ここで重要になってくることは、「定期的に同額を」ということです。
そのため、投資する商品等がどんな値動きしても一定の金額を定期的に買い付けていくことになります。
どんな値動きをしても一定に買い付けると、価値が下がったら資産も減りますよね?
そういう投資は精神的にきついので嫌なんですよねー
資産が減ったら嫌だな、と思いますよね。
そういう人こそドルコスト平均法で投資すべきなんです。
ドルコスト平均法は、「定期的に同額を」のルールに沿って投資する方法なので、株式等の価値が下がるとその分多い口数を購入することになります。
どいうことかというと、価値が下がれば下がるほど、購入数(口数)が自動的に増えるのです。
つまり、価値が下がっているときは、「1口当たりの値段が安い=格安で購入できる」ということになります。
グラフで確認してみましょう。

ん、、? あ、、??、、、そいうことか!!
確かに、定期的に同額を購入していれば、価値が低くなったら多く買えるのか!
相場が下がったときがお得という捉え方もあるのか!
ドルコスト平均法でも、株式等の価値が下がり続ければ、損することもあります。
ただし、それは短期的にみた時の話です。
長期的には、後述しますが、世界経済は成長を続けるので、絶対に相場が上がる局面がきます。
それにドルコスト平均法は、平均購入単価が抑える効果があり、中長期的にはその金融商品の価値が上がらなくても、利益が出せる可能性がある投資方法なのです。
金融商品の価値が上がらなくても儲かる??
本当にそんなことが可能なのでしょうか?
次にドルコスト平均法と一括で投資した場合の比較をして、本当に金融商品の価値が上がっていなくても資産が増えているのかを確認してみましょう。
1-2-1 ドル・コスト平均法は相場が下がっている局面でも利益が出せる投資法
ドルコスト平均法は、投資信託などの相場が変動する金融商品を定期的に同額ずつ購入する投資方法だと説明してきました。
このドルコスト平均法は、金融商品の価値が大きく価値が上がっていなくても利益を出すことができ、最終的には資産を増加させることができます。
本当にそのような結果になるのか、疑問に思いますよね。
そこで、ドルコスト平均法と投資初めに一括で金融商品を購入した場合のシュミレーションを行い、その結果を見てみましょう。
シュミレーションの内容は以下の通りです。
シュミレーションの内容
下の画像は、シュミレーションの4か月間の相場の動きです。
金額は1口の価格となっています。
一方は初月に全額を投資し、他方は、ドルコスト平均法を適用し、一月10,000円ずつ投資します。

まずは、投資を始めた初月から投資資金の全額である40,000円を投資した場合のシュミレーションを確認していきます。
投資資金全額を一度に投資した場合のシュミレーション
購入口数、資産の評価額及び利益の内容は下表の通りです。

この投資方法の場合、ご覧の通り1ヶ月目に投資資金の全額の40,000円を投資して、2ヶ月目以降は0円の投資額となっています。
資産の評価額を見てると、相場によってかなりの影響が出ていることがわかります。
利益に注目です。
| 1ヶ月目 | 2ヶ月目 | 3ヶ月目 | 4ヶ月目 | |
| 一括して購入した場合の利益 | 0円 | -20,000円 | -8,000円 | 4,000円 |
ご覧のとおり、金融商品の相場が購入時の金額を割り込むと、損失が出てしまっています。
4ヶ月目は、相場が上振れて利益が出ていますが、翌月はどうなっているかわからない状況です。
このように、一括で投資した場合は、4ヶ月目に購入時の価格を超えない間はハラハラドキドキものです。
次に、ドルコスト平均法の場合はどうでしょうか。
ドルコスト平均法のシュミレーション
購入口数、資産の評価額及び利益の内容は下表の通りです。

ドルコスト平均法は、毎月同額(10,000円)を投資した場合となっています。
一括して購入した場合と、大分印象が違うのではないでしょうか。
シュミレーションの相場は、かなり昇降が激しくなっていますが、ドルコスト法の利益は、一括して購入した場合と比べるとそこまで、大きく変動していません。
次にドルコスト平均法で投資した場合の利益を確認してみます。
| 1ヶ月目 | 2ヶ月目 | 3ヶ月目 | 4ヶ月目 | |
| ドル・コスト平均法の場合の利益 | 0円 | -5,000円 | 4,000円 | 16,749円 |
このように、3ヶ月目から十分な利益が発生していることがわかります。
二つの投資方法で発生した利益を比べると下のようなになります。
| 利益 | 1ヶ月目 | 2ヶ月目 | 3ヶ月目 | 4ヶ月目 |
| ドルコスト平均法の場合の利益 | 0円 | ‐5,000円 | 4,000円 | 16,749円 |
| 一括して購入した場合の利益 | 0円 | ‐20,000円 | ‐8,000円 | 4,000円 |
| 差額 | 0円 | 15,000円 | 12,000円 | 14,749円 |
ここで、注目したいのが3ヶ月目の利益です。
一度に全額を投資した方は8,000円の赤字なのに
ドルコスト平均法では、4,000円の利益ですってー!?
3ヶ月目の相場は、1ヶ月目と比べて2,000円も下がっていますが、4,000円の利益が発生しています。
4ヶ月目は相場が回復したのもありますが、なんと16,749円の利益が発生して、40%以上の利益率となっています。
このようにドル・コスト平均法の場合、相場が仮に下がっても利益が発生するという魔法のような投資法であることがわかっていただけたと思います。
確かに、投資したときの相場が10,000円で、3ヶ月目が8,000円になっていて、20%も値下がりしているの、利益が発生しているのは驚きです。
それに、二つの例だと利益が全然違う、、これは、すごいですね。
なぜ、こんなにも違いが出るのでしょうか。
これは、ドルコスト平均法を行うと、平均購入単価が押さえる効果があるためです。
上記のシュミレーションの二つの投資方法の1口当たりの平均購入単価をご覧ください。
| 平均購入単価 | 1ヶ月目 | 2ヶ月目 | 3ヶ月目 | 4ヶ月目 |
| ドルコスト平均法の場合 | 10,000円 | 6,666円 | 7,058円 | 7,753円 |
| 一括して購入した場合 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 |
一括して購入した場合は、1ヶ月目に40,000円で4口購入しているため、平均購入単価は1口10,000円となっています。
しかし、ドルコスト平均法で投資を行うと、ご覧の通り、平均購入単価が押さえることができています。
これは、ドルコスト平均法は、「相場が安いときは、多く買い、相場が高いときは、少なく買う」という特性上、平均購入単価が下げることになります。
そのため、相場に影響をあまり受けず、金融商品の価値が上がらなくても利益が出せるのです。
以上のことから、ドルコスト平均法は、長期間で資産を形成するのに有効な投資方法と言えます。
確かに、かなり有効な投資方法ですね。
驚きです!
このようにドルコスト平均法が平均購入単価を下げれるの性質があるためにたくさんのメリットがあるんですよ。
続いて、ドルコスト平均法の更なるメリットについて解説していきたいと思います。
1-2-1 ドルコスト平均法のメリット
ドルコスト平均法のメリットは以下の4つです。
- 価格変動のリスクが低く、かつ平均購入単価を低くできる
- 手間が掛からないため、投資初心者でも安心である
- 投資に関する不安がなく、ストレスを感じにくい
- 少額から可能な投資方法である

一つずつ解説していきます。
1. 価格変動のリスクが低く、かつ平均購入単価を低くできる
ドルコスト平均法のメリットの1つ目は、先ほどのシュミレーションで解説したとおり、相場等の価格変動のリスクが低く、かつ平均購入単価を低くできることです。
ドルコスト平均法は、価格が変動する金融商品などを定期的に一定額ずつ購入していく投資手法です。
購入金額を一定にすると、投資対象の価格が値下がりしたときは購入数量が増えて、逆に価格が上がったときは購入数量が減ります。
これにより、購入価格が平準化されることになり、価格変動のリスクが低くなり、平均購入単価も低く抑えることができます。
2. 手間が掛からないため、時間がなくても続けられる
メリットの2つ目は、手間が掛からないため、投資初心者でも安心して投資できるという点です。
ドルコスト平均法は、投資する期間と購入額をあらかじめ決めて、機械的に投資を行う手法となっています。
そのため、株価や相場などの変化、売買のタイミングやどの銘柄を購入すればよいかということを一切気にする必要がありません。
よく聞く、デイトレーダーのように相場に張り付くようなことは全くなく、放ったらかしでよいのです。
そのような点から、忙しい人でも気軽に続けられる投資方法です。
3.投資に関する不安がなく、ストレスを感じにくい
メリットの3つ目は、投資に関する不安が少なく、ストレスを感じにくくなることです。
通常の株式投資の場合、投資した株の株価が上がっていれば問題ありませんが、下がり始めると相場の動向が気になってしまい日々不安に感じる人もいるでしょう。
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