法人用の消費税の確定申告書をたったの4ステップで作成するクラウド型消費税申告書作成ソフト「全力消費税」を紹介します。
消費税申告書作成ソフト「全力消費税」とは
誰でも自分で消費税の確定申告書を作成できる
全力消費税は、法人用の消費税の確定申告書を誰でもかんたんに作成できるクラウド型の税務ソフトです。
全力消費税は、専門家向けではなく消費税の申告書の作成の仕方をまったく知らない方向けに作られています。
画面の案内にしたがって必要な情報を入力していくだけで消費税の確定申告書が作成されています。
そして計算によって算出された消費税の納付税額や還付税額をどのように会計ソフトに登録するかも表示されますので、税抜経理方式の仮払消費税等と仮受消費税等をどのように精算するかを知らなくてもまったく問題ありません。
ご利用は無料
全力法人税も全力消費税もご利用自体は無料です。
全力消費税は申告書を出力する際に1事業年度内の申告につき3,800円(税込4,180円)お支払いが必要になります。
有料版でもどの税務ソフトよりも安い金額です。
(参考)他社消費税ソフトの金額
JDL消費税申告書 年額10,800円(税込11,880円)
消費税の達人 年額9,500円(税込10,450円)
全力法人税も一部の申告書の出力を除いてすべての機能を無料でご利用いただけます。
有料と無料の違いについては、次のページをご覧ください。
電子申告に対応
全力消費税で作成した申告書を電子申告することが可能です。
電子申告の方法は、消費税の申告データを国税庁の提供するeTaxソフトにインポートして、eTaxソフトから電子送信する方法で行います。
詳しいやり方については「全力法人税のデータを使ってe-Taxで電子申告をする方法」をご覧ください。
ご利用にあたっての注意点
- 令和元年(2019年)10月1日以後開始の課税期間分から作成が可能です。
- 取引の中に税率8%と5%がある場合には対応しておりません。軽減税率の8%には対応しています。
全力消費税ご利用の流れ
動画で紹介
「全力消費税」で消費税の確定申告書を作成する作業は、「全力法人税」の操作の一連の流れの中で行います。
つまり全力消費税を利用するためには、「全力法人税」のアカウントが必要になります。
全力法人税とは
全力法人税は、税理士等専門家向けではなく、一般ユーザーに向けて誰でも簡単に法人税の申告書を作成するをコンセプトにしたクラウド税務ソフトです。
全力消費税で消費税の確定申告書を作成する流れを説明します。
全力法人税のアカウントを作成する
「新規アカウント登録」画面
全力法人税にログインする
まず、全力法人税にログインします。
「ホーム」画面
基本情報等を登録する
法人税、地方税と消費税の申告書に必要な基本情報を次の画面で入力していきます。
「基本情報登録」画面
「株主名簿」画面
「申告情報」画面
会計データのインポートの有無を決定
会計データをインポートして申告書を作成するか否かを選択します。
「申告書作成方法選択」画面
(参考)会計データ取り込みマニュアル
申告書の作成有無を決定する
【会計データをインポートしない場合】
消費税の申告が必要な場合は、次の画面で「消費税の申告書を作成する」を選択します。
「消費税の申告書作成について」画面
【会計データをする場合】
上記「消費税の申告書作成について」画面の前に会計データを全力法人税へインポートする作業と固定資産台帳を作成する作業が入ります。
❶ 会計ソフトから会計データ(勘定科目データ、仕訳帳データ、固定資産台帳データ)をエクスポートし、全力法人税にインポートします。
「会計データインポート」画面
❷ 固定資産台帳を作成する
固定資産台帳をインポートする場合は、インポートした内容を確認します。固定資産台帳をインポートしない場合は、保有する固定資産と繰延資産を登録します。
「固定資産台帳」画面
「消費税の申告書作成について」画面で「消費税の申告書を作成する」をクリックすると全力消費税のホーム画面に遷移します。
全力消費税のホーム画面へ
「ホーム」画面で「消費税の申告書を作成する」ボタンをクリックします。
「ホーム」画面
【STEP1】 課税期間のデータを作成する
「課税期間一覧」画面に初めてアクセスした場合は、「新規作成」ボタンでこれから作成する消費税の課税期間のデータを作成します。
すでに課税期間を作成している場合は、一覧からこれから作成するデータの行の「選択」ボタンをクリックします。
「課税期間一覧」画面
【STEP2】 消費税の申告に必要な情報を入力する
「消費税の申告について」画面で、課税期間の設定や中間申告の有無等消費税の申告に必要な情報を入力します。
「消費税の申告について」画面
【STEP3】 消費税の申告に必要な情報を入力する
会計ソフトから税区分別の集計表を出力し、それに基づいて「税区分別集計表」画面に必要なデータを入力します。
この画面に入力された内容に基づいて税額を計算します。
全力法人税で会計データをインポートしている場合は、「会計データ取込」ボタンを押すと自動集計します。
これで消費税の申告書を作成する上で必要な操作はすべて終了しました。
次のステップで申告書を作成します。
【STEP4】 申告書を作成する
「申告書作成」画面で必要な申告書にチェックを入れて「PDF出力」ボタンを押すと、申告書類がダウンロードされます。
これで申告書の作成は完了です。
「申告書作成」画面
【消費税確定申告書サンプル(簡易課税用)】
未払消費税等の仕訳を会計ソフトに登録する
「消費税の仕訳登録」画面に会計ソフトに登録すべき仕訳が表示されるので、そのとおりに会計ソフトに仕訳を登録します。
会計データをインポートしている場合は、「決算書に仕訳を登録」ボタンを押します。これで全力法人税の決算書に消費税の仕訳が反映されます。
「消費税の仕訳登録」画面
全力法人税に戻る
消費税の申告書の作成が終わったら全力法人税に戻り、法人税等の申告書作成作業を続けます。
全力消費税で消費税の確定申告書を作成する一連の流れの説明は以上になります。
全力法人税のアカウントをお持ちでない場合は、次のリンクからアカウントの作成が可能です。
全力消費税の料金システム
全力消費税のご利用自体は無料ですが、無料版は申告書類の出力ができません。次のご利用料金をお支払いいただくことで申告書類の出力が可能になります。
ご利用料金
1会計期間の申告書作成につき 3,800円(税込金額 4,180円)
お支払いは会計期間に対して行われます
お支払いは会計期間(決算期)に対して行われます。
1つの会計期間に対して1度お支払いいただきます。
お支払いいただいた会計期間の申告書類の出力はいつでも何度でも可能になります。
具体的には全力法人税にログイン中の画面右上の「決算期」に表示されている期間に対してお支払いいただくことになります。
消費税では、納付すべき消費税額の計算の基礎となる期間を課税期間といいます。原則として、会計期間と一致します。ただし、特例として「消費税課税期間特例選択・変更届出書」を提出した場合は、課税期間を3月又は1月ごとに区分した期間に短縮することができます。
全力消費税は会計年度に対してお支払いいただきますので、課税期間を3月や1月に区分した場合でも、その会計期間内であればいつでも何度でも出力が可能です。
全力消費税を利用する
全力消費税のご利用には全力法人税のアカウントが必要です。アカウントをお持ちでない場合は次のリンクからアカウントを作成できます。
アカウントをお持ちの方は、これまでどおり全力法人税にログインしてご利用ください。
コメント
全力消費税、「現在は簡易課税にのみ対応しています。一般課税には対応しておりません。(2021年内対応予定)」とのことですが、本則課税可能になったらやりたいと考えています。
予定とおり対応可能でしょうか?因みに決算は1/31です。
コメントありがとうございます。
2021年8月に一般課税に対応いたしました。
ご検討いただければと存じます。