勘定科目内訳明細書を無料で作成する最良の方法

無料

勘定科目内訳明細書がどのような性質のものかについては「0からわかる勘定科目内訳明細書」で説明いたしました。どのようなものかがわかったらそれを最も効率的にそして最も経済的に作成したいものです。今回はその両方のニーズを満たす税務ソフトを紹介いたします。

あなたはまだエクセルですか?

勘定科目内訳書を無料で作るといえばエクセルが一番に思いつくかもしれません。しかしエクセルのテンプレートを探したり試すことなくこのサイトに辿り着いた方は幸いです。

例えば「勘定科目内訳書 エクセル 無料」で検索して、サイトタイトル下の説明書きを読んで、実際にサイトに行って、ダウンロードして、少し試して、これは違う、また検索して、、、と1時間以上費やしました。やっとなんとか使えるものが見つかって使い始めました。そして合計金額だけ計算してくれてただ手書きでないのというだけがメリットのエクセルで毎年毎年同じ取引先の住所を請求書や住所録から引っ張り出してきてその強い忍耐力で入力しし続けてまた数時間費やす。毎年ならうん十時間余計に苦労する。少し慣れた方なら昨年のシートをコピーペーストして満足しているかもしれません。

こんな苦労を一切味わうことなく最短で勘定科目内訳明細書を作ることができるのですから。

そうではなくエクセルでこれまでやってきた方、エクセルのテンプレートを探しているときにこのサイトに立ち寄った方、まだ間に合います。もう無駄な苦労をわざわざ自分に課すことをやめるチャンスです。

エクセルで作成する。他に方法がなければ手書きよりはマシなのでこれで良いかもしれません。でも今は違います。最大に効率的にやればこれまでの労力が1/10に軽減される方法があるとしたらどうですか。まだエクセルでやりますか。

慣れ親しんだものから離れるのはその習慣から面倒にお感じになるのは当然だと思います。この記事をとりあえず読んでから気に入らなければこれまでの道を選ぶでも遅くはないのではないですか。

それではエクセルで作成することをもう考えなくなるような最良の方法をご紹介します。

その方法とは

全力法人税

という税務ソフトを使用して作成するということです。

法人税の知識がなくてもかんたんに法人税の申告書が作成できるをコンセプトとしたソフトです。無料でこれ以上優れたソフトを私は知りません。

全力法人税で作るメリット

1 インストール不要

エクセルやアクセスといった計算ソフトを持っている必要がありませんし、ソフトそのものが不要でインターネットエクスプローラーやSafari、ChromeやFireFoxといったインターネットを見るためのブラウザさえあればどんな場所からでも、またWindowsやMacを問わず操作することが可能です。

2 データのクラウド化

勘定科目内訳明細書は取引先の住所を何度も記入する必要があるため、手書き作成はまったく非効率です。少なくとも取引先の住所データは保存しておきたいものです。全力法人税はクラウドにデータを保存しますので、自分のパソコンなどに保存する必要がないため、どんな場所からでも自分のデータにアクセスでき、会社名を選択すればその住所は自動取得されますので住所は1度入力すれば2度入力する必要がありません。

3 弥生会計、freee、マネフォワードの会計データを取り込み可能

もしあなたが弥生会計、freeeまたはマネーフォワードをご使用の場合にはその会計データを取り込んで勘定科目内訳明細書にそのデータを反映させることができます。勘定科目に取引先などの補助科目をきちんと設定していれば補助科目ごとの各勘定科目の残高を自動集計して表示します。つまり各明細書の作成が一瞬で終わっていくわけです。

以上が主要なメリットですが、エクセルで作成することと比較していかがでしょう。エクセルで作成することがすでに前時代的なものとなっていることがお分かりいただけるのではないかと思います。

それでは続いて、全力法人税で勘定科目内訳明細書を作成する具体的な方法を解説していきたいと思います。

全力法人税で勘定科目内訳書を作る

まずは全力法人税にアクセスしていただき、新規アカウント登録をする必要があります。

アカウント登録は、すべての書類を印刷したい場合にのみ有料会員となる必要があるだけで、それ以外はすべて無料で使用できます。

アカウント登録画面はこちら

1 ログインする

2 トップ画面で「申告書を作成する」を選択

top_zemryoku

3 基本情報登録を入力→保存→「次へ」ボタンを押す

基本情報登録画面

勘定科目内訳明細書を作成するだけなら業種番号はわざわざ調べる必要はありませんので2桁の適当な数字を入力しておきましょう。

4 申告情報を入力→保存

申告情報入力画面

勘定科目内訳明細書を作成するだけなら経理責任者と決算確定年月日は関係しないので適当なものを入力しておくでも構いません。

5 会計ソフトのデータをインポート

もし弥生会計、freeeまたはマネーフォワードをご使用の場合には次の方法で会計データを取り込むことができます。

⑴ 上記4の保存が終わったらメニューバーの「基本情報登録」の「申告書作成方法選択」を選択する

申告書作成方法選択

⑵ 「①弥生会計・マネーフォワード・freeeの会計データを取り込む」を選択

⑶ 各会計ソフトのデータ取り込み方法については次の記事を参照

弥生会計からデータをインポートする方法|全力法人税

freee(フリー)の会計データをインポートする方法|全力法人税

マネーフォワードの会計データをインポートする方法|全力法人税

6 各勘定科目内訳明細書に入力

⑴ メニューバー「勘定科目内訳書」から作成したい科目を選択

勘定科目内訳書 メニューバー

 内訳書に必要事項を入力
① 会計データを取り込んでいない場合

ⅰ「取引先名」のフォームをクリック→「新規追加」をクリック

名簿新規登録

ⅱ 表示される入力フォームに「名前」や住所等を入力→「登録」ボタンを押す

名簿登録モーダル

ⅲ 「期末現在高」に金額を入力する

売掛金内訳書2

ⅳ 補足

ⅱで一度名簿に登録すれば他の画面や翌事業年度以降にも登録した取引先が選択肢として表示されます。

買掛金内訳書

取引先を選択すると登録された住所が表示されます。

住所表示

② 会計データを取り込んでいる場合

ⅰ 「候補から選択」ボタンを押す

候補から選択

ⅱ 内訳書に記入したいデータに☑︎を入れる→「決定」を押す

各勘定科目の取引先別の期末残高が表示されるので必要なものに☑︎を入れる。

勘定科目内訳書候補から選択

ⅲ 次のようにデータが挿入される →「取引先名」のフォームを押す

勘定科目内訳書 データ登録

ⅳ 「名前」その他住所等を入力し、「登録」ボタンを押す

勘定科目内訳書 名簿登録

ⅴ 「取引先住所」に登録した住所が表示される

勘定科目内訳明細書 取引先住所表示

以上の作業を繰り返す。

なお、ここで登録された取引先データは前述の①ⅳで説明したとおり、他のページや翌事業年度以降の登録時にも取引先名のフォームに選択肢として表示されます。選択すれば住所が表示されるので住所を1度入力すれば2度入力する必要はありません。

⑶ すべて入力を終えたら「PDF出力」ボタンを押す

勘定科目内訳書 PDF出力

次のようにPDF形式で出力されます。

売掛金(未収入金)の内訳書記入例

以上の要領で他の内訳書も作成することができます。

まとめ

いかがでしょうか。このソフトを使うことの最大のメリットは住所を1度入力すれば2度入力する必要がないという点です。これは地味ですが、同じことを2度するということを繰り返し行うというストレスは侮れません。また会計データを取り込める点もエクセルがとうてい及ばない点です。これによりかなりの作業を省略することができます。

ただ作れればいいというだけでなく、事務をより効率化してくれるツールを見つけることが仕事を効率的に回していくポイントといえます。このようなツールを見つけて面倒な事務の効率化をどんどん図っていきたいものです。

全力法人税(←こちらをクリック)

執筆者 ジャパンネクス株式会社代表 元国税調査官 税理士 海野 耕作

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